文章検定準2級合格に向けて
文章検定準2級の試験が今週末に迫って参りました。
この検定は学生時代の国語のテストと同じで
・筆者は何を言いたいのか
・「その」などの代名詞が指し示すものはなんなのか
・敬語の使い方が誤っているものはどれか
といったような問題を解いていく検定です。そもそも、なんでこんな検定を受けようと思ったかといいますと、話は2年前に遡ります。
当時、「人生目標に向かって挑戦することが大事だ!」という☆的場文男騎手☆の言葉に感銘を受けた私は、子供の頃からの夢だったお笑い芸人にチャレンジするため、29歳にして松竹芸能のお笑い養成所に通っておりました。そこに入学して数回目の授業で「M-1グランプリ1回戦合格に向け、とりあえず2分漫才をやってみる」という回がありました。
その授業で私は、(誰も相方になってくれなかったので)芸歴15年で35歳、借金200万抱えているけど明るく生きてるイかれたオバハンと漫才をすることに。
もちろんネタは私が書き、何回も練習を重ね、いざ講師の前で披露したのですが、講師の口から出た感想が
「面白いどうこう以前に日本語として意味がわからない」
完全にテンパる私。必死にネタの説明をする私。
「相方のオバハンよりヤバい奴やな!」と苦笑いする講師。
私に対して見下した笑みを浮かべる年下だらけの同期。
国公立大学を出て、社会人7年目。しかも今まで数千本の漫才を見て勉強してきたプライドが崩壊した瞬間でした。
そこから、私と日本語との戦いが始まりました。学生時代に使用していた現代文の教科書を引っ張り出し、
・助詞や接続詞の使い方
・漢字の成り立ち
・文章の読み方
などを基礎から叩きなおしました。
そういった地道な努力が実を結び、ようやく人様の前でまともな日本語を使えるようになりました。また、それがきっかけで日本語の文章に興味を持つようになり、「エッセイ」というものにも挑戦しようと思うようになったのです。
なので、こういう検定をなぜ受けるのかというと
「M-1グランプリの1回戦に合格するため」
「競馬エッセイコンクールで最優秀賞を取るため」
この2つのためにやってます。
決して意識高い系社会人として、資格取得を目的にやっているわけではございません。
はい、オチなし。