センター試験に成功していたら人生は変わっていたのか

受験生の皆様、センター試験お疲れ様でした。

思った以上に点が取れて喜んでいる方もいれば、思った以上に点が伸びず落ち込んでいる方もいると思います。

私は思った以上に点が取れず落ち込んでいる側の人間でした。その結果、国公立の目標校を下げ、私立も想定以上に受けることとしました。

結果、私が受験した大学は5大学(6学部)。

  1. 名古屋市立大学 経済学部
  2. 同志社大学 メディア学部
  3. 同志社大学 経済学部
  4. 立命館大学 経済学部
  5. 関西大学 経済学部
  6. 関西学院大学 経済学部

かねてから第1志望だった「名古屋大学 経済学部」は受験すらしておりません。

センター試験の結果を受け、完全に自信が喪失していたためです。

ただ、名古屋大学に行きたかった理由は、名古屋大学で学びたいと思っていたからではありません。名古屋大学に行きたかった理由は

名古屋にある大学なら、ナゴヤドームで中日の応援ができるから

です。それぐらい当日はドラキチでした。

そのため、受験した6学部の受験は全て合格していたので、普通なら1番偏差値が高く、授業内容に興味があった同志社大学メディア学部を選択するところ、私は名古屋市立大学経済学部を選択しました。ただ、名古屋市立大学では、大学デビューに失敗し、友人関係を構築できませんでした。周りからの視線を避けるためわざわざハットをかぶり、授業では端っこに1人で座り、学食も使わず家に帰って昼を食べるような毎日が地獄の大学生活でした。唯一の幸せな時間が、mixiで知り合った方々と中日ドラゴンズの応援をする時間でした。

ただ、家に帰ると1人になり、また翌朝から大学に通わなければなりません。そんな時いつも考えていたことが「もし名古屋大学に行っていたら・・・」ということです。

もし、私がセンター試験で希望の点数が取れていたら名古屋市立大学ではなく、名古屋大学に入学していたはず。その場合でも、きっと大学1年目(2006年)はナゴヤドームに通いまくり、10月10日に東京ドームで劇的な中日ドラゴンズ優勝を見届け、日本シリーズで札幌に向かい、3タテ喰らっていたことであろう。

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そして、その翌年(2007年)は、前年以上にナゴヤドームへ通い、あの山井→岩瀬の完全リレーを見届けて「中日ドラゴンズの日本一を見る」という当時の夢を達成していたはずです。

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名古屋市立大学では友達ができなかったため「名古屋での夢は叶った。次は東京だ!」と思い、今の職場に就職するため、せっせと公務員試験の勉強に全力を注いだ。しかし、仮に名古屋大学に入学し、そこで素敵な友人と出会っていたとしたら・・・「オレは中日に人生を捧げるんや!」と思い名古屋で就職活動をしていたかもしれない。いや、名古屋大学でも友人が出来ず、結局は今と同じように東京を目指していたかもしれない・・・。

 

ただ、ストレートに言いますと、そういう「もしものこと」を考えるのは人生においてムダな時間だと思います。でも今だに、ふとそういうことを考えてしまう時があるのは努力をしなかったからです。

自分で言うのもおこがましいですが、きちんと勉強していれば名古屋大学に合格できる学力が当時の私にはありました。しかし、勉強はダラダラとしかやらず、点数が伸びなかったら毎回言い訳をしていました。

その反省からか、今の仕事では徹底した事前準備をするようになったので、それはそれで良いことなのかもしれません。ただ、今も「もし名古屋大学に行っていたら・・・」ということを考えることがあるのは、間違いなく「名古屋大学へ行くために全力の努力をしなかったから」です。

今の職場は(クソ組織ですが)、入社するために全力の努力をしたので、辛いことや理不尽なことがあっても、入社を後悔したことは一度もありません

その経験から、自分で努力したと言い切れることに後悔を感じないと学習しました。

 

人生にたらればは禁物です。その「たられば」を減らすには全力を出しきるしかないと私は考えます。

受験生の皆様、一番しんどい時期だとは思いますが、私のように31歳にもなって「センター試験に成功していたら人生は変わったのか」なんてことを考えることのないよう全力を出し切ってください。ベタな応援コメントですみません。

公務員研修はためになる

昨日と今日は、特別区職員の主任級職員が必須受講となっている「ポジティブ・アプローチを職場に活かそう!」という研修に参加して参りました。

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主なテーマは

  • ポジティブアプローチとは?
  • 議論ではなく対話の環境づくり
  • 対話を促進するファシリテーション
  • 対話型アプローチの実践法

よくあるやつです。眠くなるやつです。

講師の方は北海道在住で、わざわざこの講義のために東京へ来たとのこと。

研修をめんどくさいと思っている大多数のクズ公務員の前で2日間の講義本当にお疲れ様です。

 

私はこういう研修を比較的真面目に受けるのですが、受けてみての感想が

「お笑いの養成所に似ている」

ということ。

  • 人間は何秒の間なら苦痛に感じないか
  • 物事の切り口を変えて見る
  • 会議の時は一言話してから本題に入る

このあたりはお笑い養成所のネタ作り授業で習った

  • 受けている芸人は間をどう取っているか研究する
  • コントの設定は物事の切り口を変えて見る
  • 漫才は必ず「ツカミ」をやってハードルを下げる

という事柄とほぼ一緒なんですよね。

もちろん、それだけではなく

  • 「目標」と「目的」の違いを説明できるようにする。
  • 会議で合意形成を図るアプローチ手法

など真面目なテーマも多くありました。

しかし、どんなテーマよりも一番心に乗った講師のお話というのが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「札幌のうまい焼肉屋と寿司屋」の話。

 

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どちらもすすきの近辺では最強に「コスパが良い」お店とのことです。

大変ためになった研修でした。

 

エッセイはじめました

はじめまして(と言いつつ、ほとんど知ってる方かと思いますが)、つたと申します。

突然ではございますが、はてなブログにてエッセイ的なものを始めさせていただきました。

と言いますのも、2019年の個人的な目標に、

ギャロップまたは優駿のエッセイコンテストで入賞を果たす

というものがあります。そのためには日々の鍛錬が必要!ということで、こちらで定期的にエッセイ的なものを書いていこうと思います。

みなさま、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。